ハネムーンの定番はどこか

人生の晴れ舞台である結婚式を終え、待ち構えている次のイベントというのがハネムーンです。格安航空券や格安航空会社の頑張りにより、世界をより近くより安く身近に感じることができる時代になっております。一昔前であればハネムーンの海外旅行といえば超ゴージャスという印象があったのではないでしょうか。ハネムーンは夢のヨーロッパ一周であったり、日本では体験のできないハワイアンリゾートを満喫するであったり、現代よりもとてつもなく敷居の高い儀式的意味合いがあったように思います。特に海外旅行へはスーツと革靴の正装でのぞむという時代でした。いま同じことを実施していたら、本気のビジネス客と間違われることでしょう。また、ごく定番のハネムーン地として国内にも名所がさまざまあります。熱海温泉や北海道がその代表格ではないでしょうか。


熱海の温泉でゆっくりしたひと時を過ごす。北海道で大自然を満喫するなど、国内の近場でのんびりと過ごすというのが最も定番だったと思います。いまの時代でこそ、ハネムーン=海外という定番の方程式がなりたっていますが、ここ10年ほどなのではないかと思います。欧米諸国と違い、日本人は大変勤勉であり労働時間もほかの先進国の中では群を抜いて長いものになってます。そのため、ハネムーンをはじめとした長期休暇の日数も限られたものです。欧米諸国であれば1か月近く休んでも当たり前という文化かと思いますが、日本人であれば自分がいなくとも何とか会社に迷惑をかけないように気を使い、周りに根回し気回しをし、何とか1週間休みがとれればよいのではないでしょうか。そのあたりの感覚の違いというのはお国柄の違いというか、本来であれば日本人も超長期休暇を取得してリフレッシュしたいものですが、それにはまだまだ日本文化が適応しておらず、いわば常識外れになってしまいます。うまく休みをとれる人のコツというのは、やはり周りの人々に対する根回し気回しを早い段階から行っているということではないでしょうか。まだまだ欧米諸国のように仕事も遊びも両立という感覚は日本人には乏しく、長時間労働により会社に貢献していることが美しいといった雰囲気は拭い去ることができません。


いつからか日本も欧米諸国のような素敵な長期休暇をとる文化にならないかと待ち遠しいものです。特にハネムーンなど一生に一度の思い出であればなおさらです。普段の嫌な事や心配事をわすれ、日本人も自然を満喫して大きな目線で人生を過ごしたいものです。